友達いない／少ない解決法

前回に続いて「会話の準備をしておこう」です。今回は事前に会話をシミュレーションすることについて。

あなたは会話の筋道やイメージを頭に描かないまま会話を始められるでしょうか？

人によっては、とりあえず会話が始まってしまえば会話をしながら「何を話してどんなオチにするか」という筋道を考えられる！準備なんていらない！という方もいらっしゃるでしょう。
そういった方にとっては今回の記事はおもしろくないかもしれません。

ですが、次のような方には参考になるかと思います。
・会話がとにかく苦手！苦痛！
・いつも上手く筋道を立てられない。
・脈絡もなく落としドコロも分からない会話をしてしまう。
・自分の会話は「何言ってるか分からない」と言われる。
・普段あまり会話したことのない人と会話すると緊張して上手く話せない。

会話ができず、会話しても相手に伝わらないなら、信頼関係を築いて友達になることも難しいですよね。

そういった方々には、ぜひ会話を事前にシミュレーションすることを試してもらいたいと思います。

会話をシミュレーションすることで以下の点が期待できます。
・頭の中を整理して筋道を立てられる。
・自分があわてず会話するイメージトレーニングになる。
つまり、自分が相手に伝えたいことをきちんと伝えられるようになる、ということですね。

シミュレーションですから、会話する前に「会話の出だし」から「会話の終わり」までをひと通り頭の中で想像してみます。
ポイントとしては論理的に筋道を立てることです。
例えば相手にお願いする場面であれば、「自分が何をしようとしていて」⇒「どんな問題があって」⇒「どんな解決策を考えていて」⇒「相手に何をしてほしいか」といったように、論理的に流れを考えていきましょう。

ただし、その想像の中で「相手がこう答えたら・・・こんなことを言ってきたら・・・」と、逐一相手の反応を思い浮かべるのはやめておきましょう。
確実に相手が言ってくる／相手が言う可能性が高いことならいいかもしれませんが、相手を完全にコントロールすることなんてできません。ぶっちゃけ無駄に終わることが多いです。

ですから、シミュレーションでは「自分が必ず言わなくちゃいけないこと」を中心にイメージしましょう。
それによって少なくとも自分が絶対相手に伝えたいことを伝えられる可能性は飛躍的に高くなります。

スポーツ選手は自分のプレイをイメージトレーニングしますが、会話だってイメージトレーニングすることで上達します。
いっそ会話の前にシミュレーションすることを癖にしてしまいましょう。

お読みいただきありがとうございました。
友達いない／少ない悩みの解決につながれば幸いです。